頭痛が続くときは病院へ?よくある頭痛と注意が必要な頭痛

医療コラム

頭痛が続くときは病院へ?|よくある頭痛と注意が必要な頭痛

頭痛は、多くの人が経験する身近な症状です。

寝不足や疲れ、肩こり、ストレスなどが原因で起こることもあれば、片頭痛のように繰り返し起こる頭痛もあります。

一方で、突然の激しい頭痛や、いつもと明らかに違う頭痛の中には、脳や血管の病気が隠れていることがあります。

この記事のポイント
  • 頭痛には、疲れや肩こりなどによる比較的よくあるものがあります
  • 片頭痛など、繰り返す頭痛には特徴的な症状があります
  • 突然の激しい頭痛や神経症状を伴う頭痛には注意が必要です
  • いつもと違う頭痛や、頭痛が続く場合は医療機関への相談を検討しましょう

よくある頭痛にはどのようなものがありますか?

頭痛にはさまざまな種類がありますが、日常生活の中で比較的よくみられるのが、緊張型頭痛や片頭痛です。

頭痛を感じている人のイメージ

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、肩や首のこり、長時間のパソコンやスマートフォンの使用、精神的な緊張などが関係して起こることがあります。

頭の両側が締め付けられるように痛むことが多く、肩こりや首のこりを伴うこともあります。

片頭痛

片頭痛では、頭の片側または両側がズキズキと脈打つように痛むことがあります。

吐き気を伴ったり、光や音をつらく感じたりすることもあり、動くと痛みが強くなる場合があります。

人によっては、頭痛が始まる前に視界に光が見えるなどの「前兆」が現れることもあります。

頭痛は暑さや脱水でも起こることがあります

頭痛は、暑さや脱水、睡眠不足など、体調の変化によって起こることもあります。

特に夏場は、汗をかくことで体から水分や塩分が失われ、脱水による頭痛やめまい、だるさなどが起こることがあります。

暑い場所に長時間いた後に頭痛が起こった場合は、涼しい場所で休み、適切に水分を補給することも大切です。

ただし、症状が強い場合や改善しない場合は、単なる暑さや疲れと自己判断せず、医療機関へ相談してください。

注意が必要な頭痛とは?

頭痛の多くは深刻な病気によるものではありません。

しかし、中には脳出血やくも膜下出血、脳梗塞など、早急な診断や治療が必要な病気が原因となっている場合があります。

脳と血管の医学イラスト
このような頭痛には注意が必要です
  • 突然、非常に強い頭痛が起こった
  • 今まで経験したことのないような頭痛が起こった
  • 時間とともに頭痛が強くなっている
  • 頭痛とともに意識がもうろうとする、意識を失う
  • 手足のしびれや麻痺がある
  • ろれつが回らない、言葉が出にくい
  • 視界が見えにくい、二重に見える
  • けいれんを伴っている
  • 発熱や首の硬さを伴っている

このような症状がある場合は、単なる頭痛と考えず、早急な医療機関への受診が必要です。

突然の激しい頭痛には特に注意しましょう

特に注意したいのが、突然起こる非常に強い頭痛です。

「突然バットで殴られたような痛み」「今まで経験したことがないほどの激しい頭痛」などの場合、くも膜下出血などの病気が隠れている可能性があります。

頭痛が一度おさまったからといって、必ずしも安心とは限りません。

突然の激しい頭痛は、様子を見ずに医療機関へ 症状によっては緊急性が高い場合があります。 突然の激しい頭痛に加えて、意識障害、麻痺、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、救急受診を検討してください。

高血圧と頭痛には関係がありますか?

「血圧が高いから頭が痛い」と考える方は少なくありません。

しかし、一般的な高血圧は自覚症状がないことが多く、頭痛だけで血圧が高いと判断することはできません。

一方で、血圧が非常に高くなっている場合や、脳や血管の病気を伴っている場合には、頭痛などの症状が現れることがあります。

頭痛が続いている場合には、血圧だけで原因を判断せず、症状の経過やほかの症状も含めて確認することが大切です。

頭痛が続くときは、どのような場合に受診すればよい?

頭痛が一時的なもので、休息や睡眠によって改善する場合もあります。

しかし、次のような場合には、一度医療機関で相談することをおすすめします。

  • 頭痛が何度も繰り返している
  • 以前より頭痛の頻度が増えている
  • 以前より痛みが強くなっている
  • 市販薬を飲む機会が増えている
  • 頭痛のために仕事や日常生活に支障がある
  • 頭痛以外の症状を伴っている
  • 今までとは違うタイプの頭痛が出てきた

「いつもの頭痛だから」と我慢し続けるのではなく、頭痛の種類や原因を確認することも大切です。

病院ではどのような診察をするのでしょうか?

頭痛の診察では、まず頭痛がいつから始まったのか、どのような痛みなのか、どのくらいの頻度で起こるのかなどを確認します。

また、吐き気、めまい、しびれ、麻痺、視覚の異常など、頭痛以外の症状についても確認します。

血圧測定や神経学的な診察などを行い、必要に応じて画像検査や専門医療機関での検査につなげることがあります。

頭痛の原因は、症状だけでは判断できないことがあります。 「いつもの頭痛」と思っていても、症状の変化がある場合には医療機関へ相談しましょう。

このような頭痛がある場合はご相談ください

  • 頭痛が最近増えてきた
  • 以前より頭痛が強くなってきた
  • 頭痛が何日も続いている
  • 頭痛と一緒にめまいや吐き気がある
  • 血圧が高く、頭痛について心配している
  • 市販の頭痛薬を頻繁に使用している
  • 今までとは違う頭痛が出てきた

頭痛の原因はさまざまで、内科的な病気が関係していることもあります。 気になる症状がある場合は、まず医療機関で相談してみることをおすすめします。

二木医院では内科の視点から診療を行っています

当院では、頭痛、めまい、血圧の異常など、日常生活でよくみられる症状について内科の視点から診療を行っています。

頭痛が続いている場合や、以前とは違う頭痛が気になる場合など、症状について心配なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

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頭痛や体調について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

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更新日:2026年8月18日

監修:二木 克之 医師(二木医院 院長)